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口呼吸の弊害

一説には大人の半数以上、子供の8割以上が口で呼吸をすると言われています。

皆さんはこういったことはありますか?
1.気が付くと口が半開きになっている
2.就寝中いびきをかく
3.物を食べるときクチャクチャ音を立てる
4.歯並びが悪く、口がうまく閉じられない
5.よくお口の中が乾燥する
これらが当てはまる方は口呼吸をしているかもしれません。

口呼吸では口の中が乾燥し、殺菌、消毒、洗浄といった唾液の作用がうまく働かなくなり、虫歯や歯周病、味覚障害、風邪などの様々な疾患を起こすと考えられます。
また、頭がボーっとしたり、逆にイライラして怒りっぽくなったりすることもあります。

口呼吸が日本人に多い理由の一つは離乳時期が早いこともあると考えられます。
赤ちゃんは母乳を飲むとき無意識に鼻呼吸をしているが、離乳時期が早いと口唇の筋肉の発達が充分に行われないため、口呼吸の習慣が身に付きやすくなります。
口唇の力が弱いと前歯が前傾斜しやすく、飲み込むときは口唇を閉鎖できないので舌を前方に出して入る空気を遮断して閉鎖しようとします。そうすると舌の力でさらに前歯が前突します。

幼少期に身に付いた習慣を直すのは難しい問題ですが、大事なのは普段から意識して鼻呼吸を心がけることです。
食事などの際にしっかり口を閉じて鼻で呼吸をしながらゆっくり噛んだり、口輪筋を鍛えるエクササイズをしましょう。
問題の睡眠時には絆創膏やテープを口に張ったり鼻の穴を広げる器具を使ったりするのも効果的です。

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