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歯周病とは🦷??

歯を失う3大原因は1位:歯周病 2位:むし歯 3位:根の破折 といわれています。

ひと昔前は「むし歯の洪水時代」といわれたように歯を失う原因は主にむし歯だったのですが、むし歯予防に効果がある「フッ素」が普及したことによりむし歯は減り、代わりに歯周病が台頭してきました。

歯周病は歯茎の「感染症」です。細菌の塊である「バイオフィルム」が歯に付着していると、細菌の体内への侵入を防ぐために歯茎に炎症が起こり歯茎の腫れや出血が生じます。

炎症が起こっている部位では免疫細胞が生体を防御しようとする免疫反応が生じた結果、骨の吸収が起こります。これがずっと続くと、骨が減り続けて最後には歯を支えられなくなって歯が抜けてしまいます。

また歯周病にたいする「宿主感受性」が存在し、歯周病に対して感受性が高い人もいれば感受性が低い人もいます。歯周病はだいたい40歳頃から発症する場合が多いのですが、感受性が高い方はもっと若い年齢で発症する場合があります。

歯周病の治療・予防の基本は「ブラッシング」です。感染源であるバイオフィルムを歯ブラシで日々除去することが最も重要なのですが、歯茎の上や歯茎の中に「歯石』が付着しているとバイオフィルムが蓄積する足場となってしまい歯周病が進行する可能性が高くなります。歯石は硬いので歯ブラシで除去することができないため、歯科医院で機械を使って歯石取りを行う必要があります。歯石をきれいに取った後は、日々の歯磨きをしっかり行うことで歯周病の治癒・予防が可能となります。

通常、肉眼では歯茎の中の歯石を見ることは難しいのですがマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使うことで歯石の存在を直に確認してより精度の高い治療を行うことが可能です。

定期的に歯科医院を受診し、歯石をとってもらいましょう!!

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