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噛み合わせの治療もマイクロスコープで🦷

普段わたし達が何気なく、不自由なく行っている「噛む」という行動は、実は歯と顎・筋肉や神経の微妙なバランスのうえで行われています。

歯を少し削ったり不適切な形になると、噛み合わせが変わって不快な症状や顎関節の痛みが出たりする場合もあります。

歯のどこが当たっていないのか、どこが当たりすぎているのかを細部まで検査することは難しく、こんなときにもマイクロスコープは活躍します。

当院に初診で来院された患者さまで、「他の歯科医院で詰め物の治療を受けたら噛み合わせがおかしくなって、顎の関節まで痛くなってきた」というケースがございました。

「きちんと噛んでいない気がする」ということで噛み合わせを検査し(写真の赤い点が反対側の歯と噛み合っている点です)、当たりが強いところや弱いところを確認しました。

歯が樹脂でツギハギであり、噛み合わせをきちんと回復することが困難を考えられたため歯の形を整えて被せ物を入れることにしました。

まず古い樹脂を取り除くと、下に虫歯ができていました!(写真の青く染まっている部分です)

虫歯を取り除き、仮歯を入れました。

しばらく仮歯の調整を行い、噛み合わせの違和感や顎関節の痛みが無くなりました。

最終的に、最も信頼のおける材料である金合金に置き換えました。マイクロスコープで噛み合わせを確認し、慎重に調整を行っていきました。

しばらく使用していただいてからも痛みや噛み合わせの違和感は生じず、患者さまは長い間お悩みだった問題が解決されて大変喜んでおられました。

 

このように、マイクロスコープを使用した治療では「歯が今どういう状態か」「どのような処置を行なったか」などを写真・動画で記録して患者様にお伝えすることが可能です。

ご自身の歯の状態に不安をお持ちのかたは、ぜひ当院に一度ご相談ください。

 

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