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口腔ガンについて
口腔ガンとは、舌や頬の粘膜、歯茎など
口の中にできるガンのことです。
今週の月曜日の神戸新聞に
口腔ガンについての記事が記載されていました。
日本では、口腔ガンは30年前の3倍にも増加しており、
ガン全体の2~4%を占め、年間7千人が患い、
死亡者数は3千人を超えるそうです。
年齢的には60代が多く、高齢化社会の進行とともに患者も増えています。
≪部位別発生割合≫
1.舌 60.0%
2.下顎の歯茎 11.7%
3.口底(舌の下の部分) 9.7%
4.頬粘膜 9.3%
≪口腔ガンの危険因子≫
・喫煙 ・飲酒 ・炎症による口腔粘膜の障害
・慢性の機械的刺激 など
壊れた入れ歯や合わない入れ歯、歯の尖った角などによる刺激が、慢性の機械的刺激になります。
ただ、口腔ガンは早期で見つかれば、
5年生存率は90%以上だといわれています。
こういった早期発見には、定期的な歯科検診で
口腔内をチェックしていくことが重要になってきます。