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咬み合わせはとっても繊細です🦷

普段何気なく歯を使って食事をしたりしていますが、上下の歯どうしの咬み合わせは非常に繊細です!

例えば物を食べていて、食べ物の中に石や骨などの固い物が混じっていると、反射的に口が開きます。これは歯が異物を認識して、歯に有害な刺激が加わらないように信号を脳に伝え、脳から開口筋(口を開くための筋肉)を収縮させ、閉口筋(口を閉じるための筋肉)を抑制することにより瞬間的に口が開きます。

また患者様ごとに様々な歯並びがありますが、理想的な咬みあわせとは「普通にカチカチ噛んだときには前歯はわずかにすき間がある」「左右に顎をギシギシしたときには犬歯に当たって顎の動きが誘導され、奥歯が当たらない」「前に顎を動かしたときには上の前歯に当たって奥歯が開く」という状態といわれています。これを専門用語でミューチャリープロテクティッドオクルージョン(相互に守られている咬み合わせ)といいます。つまり、普通に噛んでいるときの歯にかかる垂直的な力に対しては、奥歯が力を受け止めてが前歯を守られています。また歯ぎしりなどの前後左右に揺さぶる力に対しては、前歯や犬歯が力を受け止めて奥歯を守っています。

しかし、もともとの歯並びでこれらの作用が機能していなかったり、歯の治療によって歯の形が変わったり矯正治療で歯の位置が変わったりすると、前歯と奥歯が違いを守る関係が崩れてしまい咬み合わせによる痛みや問題が生じることがあります。むし歯や歯周病がなく、歯の根にも問題がない場合はこの咬み合わせが原因の場合もあります。

当院ではマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用して噛み合わせを詳しくチェックし、どこが原因でどう調整するか患者様にしっかり説明することができます。

噛み合わせに不安をお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。

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